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コワーキングスペースのセキュリティ

コワーキングスペースのセキュリティ

[記事公開日]2018/07/23 / [最終更新日]2018/07/23

最近、コワーキングスペースが非常に多く誕生しています。コワーキングスペースは価格面でのメリットがとても大きく、起業時に使うオフィスとしては許認可関係での制約がない限り最適なソリューションと言えるでしょう。

しかしながら、コワーキングスペースも完璧ではありません。何事も価格が安いものは何かしらの制約がでてきます。コワーキングスペースも同様で利用する際にいくつかの制約が発生します。今回はセキュリティ面について解説します。

コワーキングスペースのセキュリティは甘くなる

コワーキングスペースは基本的にほかの利用者の方との交流ができるだけ多くなるようにオープンスペースとなっています。これはイノベーションの促進であったり、セレンディピティ(偶然な出会いやアイデアの発見)を誘発させるために欠かせない要素です。多くの方はこういった要素に重きを置いてコワーキングスペースを利用しているということになります。

しかしながら多くの方が利用するということになると所持品の管理などの面ではどうしても自分でオフィスを構えるよりは当然デメリットを持つことになります。

そのデメリットですが、私たちは2段階あるのではないかと考えています。

ドロップイン(一時利用)ができるコワーキングスペース

 簡単な登録、または全く登録の必要がないドロップイン(一時利用)が利用できるコワーキングスペースがあります。全く登録なく利用できる場合は特にですが、不特定多数の人が出入りすることになりますので、セキュリティについては一番甘くなってしまうことは否めません。特に一度きりの利用ということを考えれば、悪いことをしてしまう可能性が後述する会員制のコワーキングスペースよりは上がってしまいます。

会員制のコワーキングスペース

会員制で運営しているコワーキングスペースの場合は、利用している人が基本的には一定の申込プロセスを経て入会した人になりますので、ある程度ちゃんとした人が利用していることになります。よって運営者が利用者を把握していることになりますので、あまりおかしなことができない環境が作られるということになります。

また会員制にすることによって会員しか立ち入ることができないエリアを作ることができますので、そういった点でも安心度は上がります。

コワーキングスペース側での対策

こういった理由でコワーキングスペースはセキュリティが甘くなりがちなのですが、コワーキングスペース側でもそれなりの対策を打っています。例えば先述のように会員制にして利用者の顔が見えるようにするのもひとつの対策になります。

もうひとつ大きな対策としてはロッカーです。ロッカーに荷物を入れることによって自分の所持品を管理できるようになっているコワーキングスペースは多いです。多くのところは月額でひとつのロッカーを借りるという形になります。料金はロッカーのサイズによって変動します。

ナレッジソサエティのセキュリティ対策は?

ではナレッジソサエティではどのようなセキュリティ対策を行っているの?ということになりますが、当社では以下のようなセキュリティ対策を行っています。

会員制コワーキングスペース

当社は会員制コワーキングスペースとして運営をしており、利用者はすべて審査を経て入会しておりますので身元のはっきりした人ばかりが利用している形となります。

セキュリティポイントの設置

当社コワーキングスペースはエントランスとワークスペースへの入口にセキュリティポイントを設置しておりますので、基本的に外部の人が勝手にワークスペースに入っていくことはできません。

ゲストの入館受付

会員との打ち合わせのためにゲストがワークスペースに入室できることになっていますが、その際も会員の方に入室の受付手続を行っていただき、どういう方が入室されるのかをお知らせていただいております。

一時的に利用できるロッカー

会員の方が月額で利用できるロッカーはもちろんですが、お昼ご飯などのちょっとした外出の時に荷物を預けておきたいという方のために、一時利用できるロッカーを設定しております。受付にて申請をいただければ一日無料でお貸出しをしております。

いずれにしても管理は自分自身で

こういった対策を行っていますが、基本的には自社オフィスを借りるよりはどうしてもセキュリティは甘くならざるを得ません。基本的な所持品の管理についてはご自身で責任を持って行うということがコワーキングスペースを快適に使うために必要なことであります。

ただし、過去に盗難があったという事例はなく、基本的に皆さんよい方ばかりなので過度に不安になる必要は全くないといってよいでしょう。

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